車中泊の旅2日目は、
栃木県の那須から大幅に移動して福島県の山間部へ。

猪苗代湖から更に北上し、
檜原湖ほとりの集落にある珍湯、
“畑の中にぽつんと”のビニールハウス温泉が今日のお目当てだ。
だが、、、
なんとビニールハウスは無情にも押しつぶされ、すでに閉業されていた。。。



これも豪雪地帯、福島の大自然のチカラなのだろうか。



さてどうしたもんかとしばし途方に暮れるが、
こんな時のための“保険”温泉がマイGoogleマップにプロットしてあるぜ。
ここから更に車で数十分走って目指したのは
山間部にひっそりと佇む横向温泉 滝川屋旅館さん。



明治10年創業の激シブ温泉宿の外観もさることながら、
玄関を潜った先に鎮座する巨大な岩にただただ圧倒。

その風格たるや、“いわ”ずもがなだ。

気になる温泉は1日3組限定で、1時間づつの貸切りという珍しいシステム。
さきほどの廃業ビニールハウス風呂にフラれた直後に連絡し、
幸運にも予約枠の空きがあったのでダッシュで向かってきたというわけだ。
創業は古いながらも館内はリフォーム済みで、
現代の建築物と当時の面影達が見事に融合されている。






ワクワクとしながら服を脱ぎ捨て、
湯槽への扉を開けると、、、


壁にめり込んだ櫓のようなところから
なんだかとてもありがたそうな湯が注ぎこむ空間が現れた。

源泉は約43℃と熱めながらも、
3つに区切られた湯槽は約37℃、35℃、32℃と、
体温程度かそれ以下の不感温度の湯。




真冬よりも今時期の暑い夏の長湯にぴったりの不感温度の湯だ。

ひとり静かにただただ無になり、のんびりと大独泉。

ばっちりトトノったぜ。

『この湯は眼に良いですよ!』


そう書かれた湯を眼にぶち込む勇気はなかったけど、
目に入れても痛くないぐらい可愛らしいワンちゃんが、
最後は外までお見送りしてくれました♪

湯にもワンちゃんにも癒されて♡


今宵の酒場はこちらにしました♪↓
横向温泉/滝川屋旅館





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