手作り感満載の盤石の湯をキメたのが前回のお話。
いかめしも食べ、ほっこりしたところでお次に向かったのは、
僕の温泉巡りの聖書『日本百ひな泉』で、堂々のベストテン入りを果たした濁川温泉新栄館。
盤石の湯からも車で30分ほどと、湯巡りするにはちょうどの距離感だ。

と
こ
ろ
が
いざ旅館に到着すると、
なんと『本日休み』の張り紙が。。。

うわ、せっかくここまで来たのにマジか。。。
休みならしゃーないか。。。
そう諦めかけたその時、
『諦めたらそこで試合終了ですよ・・・?』
そう僕の中の安西先生が囁いた。。。

そぉーっと玄関を開け、恐る恐るチャイムを鳴らすと、いぶかしげに旅館の主人が現れた。
『・・・お風呂に入りたいです。』
そう僕の中の三井寿がつぶやくと、
一瞬戸惑った表情を見せたが
『あぁ、はいはい、いいですよ』
と、主人が快諾してくれた。
っしゃぁぁぁ〜!!
何でも言ってみるもんだぜ!



休館日なのに入館出来たということは先客無し確定っ!
こいつはありがてぇ!


はやる気持ちを抑えながらささっと服を脱ぎ散らかし、
鼻息を荒くしながらエントリー!
うわっ!
大ひなび感!!



まるで湯治場の原風景のようなふろ場だ。


どれどれといつものように湯温をチェックすると、
源泉温度は50℃超え、湯槽は46℃台とまぁまぁの高温。



だが、今このひとときは僕ひとりの独占状態。
ここは遠慮なくじゃぶじゃぶと加水させてまらいましょ!

ほどよい湯温に調整したら、、、
大独泉だっ!

ふぅぅ〜っと深呼吸をし、
改めてふろ場を見まわしてみると、
湯槽に浸かって目線が下がったからこそ見える
足元の美しき波模様に気づく。
それはまさしく温泉成分が作り出した天然の析出物アート。
良いお湯の証だ。


加水した適温の湯に浸かり、
無調整のアツアツ湯でグッとガマン。。。
そして析出物アートの地べたにゴロンっとトド寝してクーリングしたら、
また適温の湯へ身を沈める。。。
それを気が済むまでループ。

ときおり額に落ちてくる水滴は、湯気の雫か雨漏りか。

ほんのり廃墟感漂う湯小屋のダイナミズムに包まれ、
サイコーの湯ったりタイムを過ごすことができたぜ。


新栄館のご主人、ありがとうございました!
そして僕の中の安西先生とミッチーもありがとう。
諦めなくてよかったぜ♪

濁川温泉 新栄館



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