まだまだお正月を終わらせないぜっ!!(本駒込/食事処 ときわ)

お雑煮探偵が行く
ちょっとだけ広告です。。。

昨年末からなにかに取り憑かれたかのように追い求め始めた

お雑煮探しの旅。

 

 

 

大晦日の夜に心当たりがあったこちらの酒場へ覗きに来てみたものの、

残念ながらお正月休みに突入されていて対戦叶わず。。。

 

 

正月明けを首を長くして待ちまして、

今日はそのリベンジっ!

 

 

店内にはびっしりと張り巡らされた大衆食堂メニュー。

 

 

お目当てのお雑煮の前にとりあえず軽く何かツマミたいが、

このツマミ選びが混迷を極める。

 

 

あまりにも迷いすぎたので、

ツマミしりとりでもして選ぼうかと自暴自棄寄りの名案が浮かぶが、

試しに脳内で『たいしゅうしょくどう』からスタートさせてみると

『う』から始まるメニューが

『うなぎかばやき』か、『うなじゅう』しか見当たらず、

『うなじゅう』を選択したあとは自動的に『うなぎかばやき』を選択することとなり、

それじゃただのうなぎファンのオッサンになってしまうので

ツマミしりとりは封印しておくことにした。

 

 

とりあえず瓶提灯でもしてひと息つきますか。。。

 

 

特大の瓶提灯で酒球式を済ませたら

シンプルかつ万能なハムエッグをお願いする。

 

 

 

ハムエッグのキャベセンを纏うのはマヨでもいいが、

結局は黄身じょうゆベストドレッサー賞

 

 

ベチャベチャに纏わせてハムでくるめば

どんな酒にも合うオールラウンダー選手だ。

 

 

もちろんこのあとのエビフライのキャベセンも

ソースなんかに逃げずに黄身じょうゆドレッシングで

余すことなく堪能させて頂いた。

 

 

つまりハムエッグは先頭打者がだろう。

 

さてお次はと、、、

改めて短冊たちと面談しているとあることに気づく。

極めて近い距離であさり酒むしを2度表記されておられる。

 

 

これは店からの静かなるオススメのメッセージ。

膨大なメニューの中には必ずと言っていいほど暗号が隠されていると

いつぞやの酒場の記事でお伝えしたことがあるが、

ここではあさり酒むしがその答えだ。

 

 

望むところよ。

対戦相手をレモンサワーに変え、

あさり酒むしと戦わせる。

 

 

ハシなんかではなく素手で貝殻を持ち、

あさりの身をズズーっ!

主なき貝殻をスプーン代わりに貝出汁をズズズーっっ!

間違いない、とても優しいお上品なお出汁だ。

 

 

しかしこれはどちらかと言うとレモンサワーよりも日本酒に合うタイプのお味。

だが後悔することなかれ、

僕はもうひとつの暗号を解いていた。

 

僕が目線の片隅で捉えていたもの、それは

旨みと香りの合わせだし。

 

 

こいつをちゅるっとお出汁にひとまわしかければ、

旨みマシ!

香りマシ!

塩分マシマシ!

貝出汁できたしっ!

⁡ 

 

これはもうサンライズ!!

あさり酒むしの夜明けぜよ!

 

 

見事にレモンサワーの酔い対戦相手へと昇格した。

⁡澱みなくハムエッグ、エビフライ、あさり酒蒸しと

華麗にツマミリレーを繋げたら

クローザーにお目当てのお雑煮をコール。

 

 

鶏肉、ほうれん草、根菜類など

8種類の具材が入るけんちんタイプは

どこか田舎のバァちゃんを思い出すほっこり系だ。

全体的にきつね色な焼き加減ではなく、

ほんのちょっぴりコゲているあたりが

恥じらいがあっていい。

⁡ 

 

引きで見てみれば

⁡祝とかかれた銀色のヤツに

⁡サンライズ(日の出)・サワーとかかれたグラス。

なんというお正月感

このお雑煮にすこぶるお似合いだぜ。。。

どんなマッチングアプリでもこの出会いは不可能だろう。

⁡ 

 

ときわ食堂さん、

まだまだお正月を終わらせる気ないですね。

 

おそらく通年メニューのこちらのお雑煮。

またお正月が恋しくなったら会いに来ます♪

 

 

 

 

 

食事処ときわ

完読ありがとうございました!

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