早朝酒場で飲ろうぜ!(幡ヶ谷/山形屋食堂)

食堂で飲ろうぜ!
ちょっとだけ広告です。。。

⁡盆も暮れも正月も、

いわゆる祝日とは全く関係ない働き方をしている僕には珍しく、

今日から2日間の連休を賜った。

 

そんな時はいつも車中泊で釣りや温泉に行ったり、

車中泊でしか行けない酒場を目指したりするのだが、

なかなか下がらないガソリン代の高騰っぷりや、

すっかり秋めいて動きやすくなってきた今日この頃。。。

 

久しぶりにやっちゃいますか、

始発前から電動チャリで、

早朝酒場へGO!を!

 

前日の酒は控えめにして早めの就寝とし、

2:30にムクリと起床。

3:00過ぎには家を出て、

今回の相棒に選んだのはLUUP。

 

 

いまや都内のあちこちで見かける電動キックボードだ。

いつか乗ってみたいと思ってたところに

初回30分無料のクーポンを見つけてしまったので、

漕がずに進めるコイツを本日の心強いパートナーに任命!

 

 

ところが、、、

自転車の空気タイヤとは違い、

ガタガタとショックがダイレクトに伝わる

ゴムだけタイヤの振動や、

自転車のサドルとは違い、

足を休めることなくずっと立ちっぱなしの姿勢に、

乗り出し直後から疲労感を感じ始める。。。

 

一応サスはあるがエアレスタイヤのショックがひどい。。。

 

LUUPはもういいかな。。。

 

 

このあたりで返却。

 

やっとの思いで板橋区から1時間かけて目指したのは、、、

開店15分前でまだシャッターが閉ざされていた

早朝酒場の山形屋食堂さん。

 

 

本当に早朝から飲れるのか不安だったが、

〈朝4時半より飲めます〉

のメッセージと、

メニューの向こうに見える店内の明かりに

大きな安心感期待感が溢れてくる。

 

 

店開けるまでツマミ選んで待っててね

と言わんばかりの店外メニューの配慮に

絶大なる信頼感しかない。

もうこの時点で酔い酒場であることを疑う余地もないぜ。

 

山形屋の真向かいには

24時間営業の煌びやかなランドリー&カフェ。

 

 

そちらの店先のベンチをお借りして、

ほうじ茶なんぞでほんのり冷えた体と

これから戦う胃袋を温めてその時を待つ。。。

 

 

 

ガラっガラララ・・・っ、、、

 

小柄なお母さまがゆっくりとシャッターをお開けになられた。

 

 

はいどうぞ〜

 

お母さまの優しい声に誘われ、いざ入場。

 

店内は想像通りの昔ながらの造りで、

短冊メニューもさることながら

張り紙メニューもいたるところに散りばめられている。

 

 

カウンターの場所によっては

お母さまのお顔が見えなくなるところまでメニューがぶら下がっており、

おそらく一蘭よりも先に取り入れられたであろう

元祖味集中システムだ。

 

 

ふと天井を見上げると蛍光灯にはカバーが無く、

よくよく見ると家具や小物などを滑らなくする

滑り止めマットがカバーの役目を果たしていた。

 

 

ここはイッパツ、

お母さまに朝のご挨拶をカマしてみますか。。。

 

うわっ、お母さま!

あの蛍光灯のカバー、滑り止めマットじゃないですか!

こんな明かりの下で受験勉強したら

希望校全部合格しちゃいますね〜

滑り止めマットだけに

 

・・・。

 

 

・・・お飲み物どうします?

 

 

 

うわっ、オレがスベったっっ!

 

 

今すぐ余計な口を滑らしたこの口に

あの滑り止めマットをぶち込んで欲しいぐらい恥ずかしかったが、

 

あ、大瓶で〜

と何事も無かったかのように平静を保ち、

事なきを得た。。。

 

 

おもむろにグラスに注ぎ、

最初の一杯をグイっと流し込む。

さ、気を取り直してツマミ達を吟味しますか。。。

 

 

ピカタなんてオシャレなツマミがあるんだな。

串カツや一口カツなどの揚げ物もソソるぞ。。。

 

お、ポテトフライは本日だけ30円お得っ!

 

 

いや、思いっきり油性マジックで書き込まれてるから

きっと明日も明後日もお得だろう。

 

・・・まぁ、今日じゃなくてもいいか。。。

 

 

ん?つんつん漬とは?

お母さまが炎上覚悟で指でつんつんした漬物だろうか?

得体の知れない初見ツマミはお願いしないとな。

 

すいません、

つんつん漬ひとつっ!!

 

 

やがて差し出されたのは

キンキンに冷えたシャーベット状のお漬物で、

もはやキンキン漬けだが一口食べて納得、

鼻にツンとくるわさび漬けだった。

 

 

さすがにコレだけでは大瓶と戦えないので、

気になってたアジフライも頼んでみる。

メニューにしれっと書かれてる

(目玉やき付)が決め手だ。

 

 

 

今までありそうで無かったこの組み合わせに

今日イチの興奮をおぼえる。

 

 

目玉をくぱぁ〜っと割り、

ひとくち大にしたアジフライにねちょ〜っと絡ませ、

白身も乗せてパクリ。

ビールをゴクリ。

 

 

見た目が汚いほど酒に合うとはこの事だ。

 

 

 

 

 

他にもいろいろとツマんだところで

そろそろ〆の炭水化物いきますか。。。

 

 

焼きそばやオムライスもいいが、

結構早い段階でロックオンしてたあれにしよう。

 

お餅だ。

 

 

酒場でお餅と言えば池袋の四國屋を思い出す。

 

 

以前、酒場界のあのカリスマ

餅で酒は飲めないとおっしゃってたが、

酒を飲んだ後の餅はめちゃめちゃウマッシュだ。

ぜひ一度トライして欲しい。

 

 

焼き海苔の磯の香りと

コゲた醤油の香ばしさと

餅米の奥にある甘みを感じていると、

お母さまから

これサービスね〜

と小皿を頂いた。

 

あ、どうも〜

と見てみると、、、

 

 

 

いやっ揚げっ!!

 

しっかりと餅のコンビネーションで

血糖値を爆上げさせて頂きました。

 

 

 

のんびりと過ごしていると

外はもうすっかり朝。

 

 

ただただ酔い一日の始まりだった。

 

 

お母さま、ごちそうさまでした♪

 

山形屋食堂

完読ありがとうございました!

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