これまでに、
飲れる肉屋の肉のまえかわや
飲れるスーパーの倉井ストアー、
さらには新町ストアーなどなど、
その場でツマめて一杯飲れる異業種、、、
いや、
異業“酒”酒場
を探し求めて彷徨って来ましたが、
ついに最高峰の一軒を見つけてしまいました!
と言っても偶然見つけたわけじゃなく、
以前からその存在は知っていたのですが、
行けるタイミングを見計らってる間に
店舗改装の為しばらくお休み
となってしまったので、
再オープンを首を長〜くして待ってからの
ようやくの訪問です。
以前は店舗脇のスペースにテーブルを出されて
ちょい飲みのような感じでやられてたようですが、
この度の改装では
魚屋さんの裏手に10人程度は座れそうなL字カウンターが整備され、
とてもオシャレなバルのような空間が完成。
表の魚屋さんでは2代目のお父さまが切り盛りされ、
裏手の飲れるエリアでは
イタリアン出身の3代目の息子さんが腕を振るわれており、
お父さまにショーケースから鮮魚をお願いしてもヨシ、
マスターにオシャレツマミをお願いしてもヨシの
まさに二刀流酒場!!
メニュー表とショーケースの視線の往復が
とにかく楽しい♪
まずはやっぱりお刺身が食べたいので
『本日の3種刺し盛り』をお願いすると、
お通しで刺身が2種出るので
まずはそちらから〜
とのことなので、
ヒラメとブリの2点盛りと
銀色のヤツでスタート!
カドがピンって立ってる刺身って
ベッピンさんだな〜
追加でお願いした魚屋のポテサラがまた秀逸で
魚の他にも貝類が潜んでいたりして、
これはトリ貝かな?
なんて探しながら食べ進めていく感じが
もはや、お口の中の磯遊びっ!
これは絶対ここで食べるべき一品です!
さてさて、
まだまだ何か食べたいな。
メニュー表のどれもが旨そうで、
何にしようかと悩んでいると
奥に座られていた女性陣から
赤海老のカルパッチョ〜
と聞こえてきたので、
誘われるかのように僕も
赤海老のカルパッチョ〜
とコール。
お尻側からズルズル〜っと身を剥がして
プリンプリンのヤツをパクリ、
頭のミソのところをズルズル〜っとすすって
銀色のヤツをゴクリ。。。
はい、もう優勝ですこれ!
ここのツマミ全部ウマイっ!!!
もうどんどんいっちゃいましょ!
そろそろカラダが揚げ物を欲してきたので
穴子のフリッターをコール✨
缶ビールから缶チューハイレモンに持ち替えて、
フリッターをサクリ、、、
中身ふっわぁ〜〜〜
皿に盛られたバルサミコ酢の煮詰めたヤツもいいが、
燻製された塩がまたいい仕事してる♪
世の中にはこんなうまい塩があったんですね、、、
これは自宅酒場でマネさせていただきます。
そろそろお腹もふくれてきたので
あともう一品ぐらい何か食べたいな。。。
そうだ、
お父さまの鮮魚コーナーから
なにか一皿頂こう。
一旦お店の外に出て
ショーケースの中を吟味してると
目があってしまったのがホタルイカちゃん!
お父さまにホタルイカをお願いして
受け取ってから席に戻ろうとすると、
それ一旦お掃除しますよ〜
と、3代目のマスター。
何か汚れでもついてたのかなと思い伺ってみると
目玉、背骨(軟骨)、クチバシを
ひとつひとつ綺麗に処理して下さってた。
普段、スーパーで買ってきたものをそのまま食べてた僕は
あの目玉の硬さをむしろ食感として噛み潰して楽しんでいたけど、
ちゃんと処理されたホタルイカって
こんなにウマイんですね。。。
こんなに山盛りのホタルイカを
ワンオペで忙しいなか
手間かけて下処理してくれて、
それがたった500円でツマめるって凄いなここ。
魚屋さんと直結してる酒場だからこその
新鮮さとコスパの良さに
感動すら覚えました。。。
最後に3代目のマスターにお話を伺うと、
お店の様式を『イタリアン』って言ってしまうと
固定観念が生まれてしまうので、
あえてそう言わず『居酒屋』としました。
とのこと。
たしかに、
イタリアンなツマミやワインだけならず、
お父さまの刺身もあり日本酒もありの、
JAPANESEとイタリアンを
JAM セッションさせた、
JIYU(自由)度の高い
熱きタマシイを感じる酒場でした。。。
そんな三代目のJ SOULに、、、
僕の中の何かが
RISING SUNっ!!!
また来ます♪
酒とつまみと魚屋と
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