静岡酒場巡りの旅
3日目のお目当ては
一昨日の三河屋さん、
昨日の大石商店さんに続き、
大優勝の予感しかないあの陸の孤島酒場だ。
今日はもう、
昼間っから飲っちゃいましょ♪
ってことで向かったのは
静岡駅から約15分の興津駅。
目的の酒場まではおそらく徒歩オンリー。
興津の香ばしい街並みを鑑賞しながら
とぼとぼと歩く事約30分。。。
ついに、
飲れる魚屋さんの魚徳をロックオンっ!!
ちゃんと昼飲みを推奨してらっしゃるこの安心感よ。
ちわーっす!
と早速ライドオンし、
ぐるりと店内を見渡すと
冷蔵ケースに入った鮮魚に始まり、
たこ焼きや焼きそばなどの縁日系のツマミや
ハムカツや黒半ぺんフライなどの
揚げ物系が並び、
大鍋のサバの味噌煮や
つぼ(つぶ)貝なんぞも鎮座している。
いきなり酒欲を
トップギアにぶち込んでくれる光景だ。
まずはやはりお魚が食べたいので
カツオの刺身と小鯛の酢〆を冷蔵ケースから頂き、
すんっとカウンターに着席。
調味料はどこかなとキョロキョロしてると、
既に飲られてた団体様の中の女性が
お醤油がここで〜
小皿がここね〜と、
ご親切に戦う準備を整えてくれた。
どうやら常連さんのようで、
キョロキョロしてる僕を見かねて
手を差し伸べてくれたのだ。
今回の旅に於いて毎日感じてたことだが、
静岡の人たちはホントみんな優しい人ばかりだ。
親切な女性のおかげで無事に昼飲みの幕が開け、
駿河湾の幸と静岡麦酒の
マリアージュを愉しむ。
生産地を合わせた組み合わせは
3倍くらいウマく感じる。
大鍋から頂いたサバ味噌もペロっと平らげ、
さてお次は何がいいかと見まわすと、
呑んで災害支援
を謳った酒瓶が目に入った。
どうやらこれを一杯飲めば
どなたかのお役に立てるらしい。
酒を飲んで人助けができるだなんて
断る理由がどこにも見つからない。。。
さっそく一杯お願いし、
これのアテになるものは何がいいかと考える。
この酒は、、、
泡盛か。
泡盛の産地はというと、、、
そうだ、沖縄だ。
海産物でももちろん良いが、
なんかこう、
ザ・沖縄!
みたいなツマミは無いだろうか。。。
そろそろ炭水化物も欲しくなって来たし
タコライスみたいのなんてあったらいいけど、
まぁ、そんなもん、
魚屋にあるわけ、、、
・
・
・
あった笑
まさかちょうどのタコライス!
静岡にて南国マリアージュの完成っ!
南国気分に人助け気分も相まって
8倍くらいウマく感じる。
しかもこの泡盛の量よ。。。
お冷やと見間違うぐらい
なみなみと注がれている。。。
さすがにコイツとは時間をかけて戦いたかったので、
店先のベンチで風に当たり、
これまた常連さんのお姉さまと世間話をしながら
ほっこりとチビチビ。
さらには無料のテキーラと
賞味期限切れで無料のツマミで
無料マリアージュの完成っ!
言わずもがな
大いに酔わせてもらった。
予感通り大優勝をキメた昼飲みとなった。
酒場巡りの旅3日目も
文句ナシの酔い酒だ。
ただひとつ、、、
また帰りの約30分(2km)を
泥酔で歩かなければいけないこと
を除けばだが。。。笑
魚徳
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