あっ
という間に終わろうとしている2024年。
気がつけばもう大晦日。
常に一歩先の未来を見据えている僕のいまの気分は
年末の年越しそばなんかじゃなく
お正月のお雑煮だ。
新年を迎えてからでいいじゃないかと言われそうだが、
やりたいと思ったら即行動に移す。
それが僕の信念だ。
巷では
汁物をツマミにするのは御法度だ
とか、
モチはツマミにならない
などというご意見があるが、
果たしてそうなのだろうか。。。
お雑煮とひとくくりにしても多種多様で、
地域によって具材も味付けもガラリと変わってくる。
そのへんも合わせて調査してみようじゃないか。
というわけで早速お雑煮酒場へGO〜！
まず訪れたのは築地の喫茶マコ。
看板にしっかりと書かれているお雑煮の文字から
自信の程がなみなみと伺える。
試験勉強で使う暗記シートのようなシースルーの赤い扉に
昭和レトロ好きのココロをくすぐられるぜ。
扉の向こうに楳図かずおさんがいらっしゃったら
赤白のボーダーも単色に見えそうな、ちょうどの赤だ。
そんなことを思いながらすんっと着席し、
喫茶マコ名物の海鮮雑煮をコール。
ホタテ、ズワイガニ、ハマグリ、真鯛が入った
うっすら透き通る潮汁風のお雑煮。
もはやお雑煮界の水族館だ。
真鯛をひとくちほぉ張ってはビールをごくり。
カニ身をほぉ張ってはまたビールをごくり。
ホタテをほぉ張っては、、、
ここで気づいた。。。
これ、
貝の酒蒸しに近いお味！
酒に合わないわけがないやつっ！
酒を飲み終えたあとに汁をズズーっとすすり
残しておいたモチで〆の糖質を補給。
喫茶店なのに大量にストックされてる日本酒は
間違いなくこの一杯と戦うためだろう。
全然アリじゃないか。
お次に向かったのは
築地から少し歩いた東銀座にある
銀座もちふじさん。
雑煮の具材がカスタムできる大人気店とあってか、
僕のようなお雑煮ストたちが
正月を待てずに列をつくられている。
しばし並び着席後、
タブレットでの注文を求められるが
利用シーンの選択肢に一瞬戸惑う。
もちろん（ひとり）ぼっちではあるが、
見栄を張ってデートをチョイスしてみようかしら。。。
いや、
お正月という一歩先の未来を見据えている僕はもう
お祭り気分だ。
ここは宴会で間違いないだろう。
数ある種類のお雑煮のベースから白味噌タイプを選び、
宴会気分の勢いそのままに
高級トッピングの鯛と
高級バターのカルピスバターでカスタムし、
キノコ類もぶち込んだら、、、
大宴会タイプの
カ酒タム雑煮の完成だ！
お雑煮一杯が2000円超えとはそこそこビビったが
まぁそれは来年へのモチベーションアップというこで
ヨシとしますか。。。
ベースに選んだ関西に多いとされる白味噌タイプは
バターとの相性も良くお雑煮のコクがグッと増し
ワンランク上の一杯へとぶち上げてくれている。
え、お雑煮にバター？
と思われるかもしれないが、
味噌＋キノコ＋バターは
北海道のチャンチャン焼きでも証明されている
実績のあるコンビネーション。
しっかりと塩焼きされた鯛の旨みが濃く、
年末年始ということで頂いた
振る舞い酒との相性もバツグン！
こちらも日本酒を前面に出し、
多くの種類を取り揃えられているので
やはり
お雑煮は酒のツマミになる
で間違いないだろう。
多彩なベースになる汁とトッピングに
高齢者に食べさせるにはヒヤリとするほど
粘度が高く伸びやかなモチ。
正月じゃなくても足を運びたいお雑煮酒場だった。
さぁまだまだ行くぜ３軒目！
・・・と思ったのだが、
鶯谷の信濃路さんのお雑煮は元旦からで、
本駒込の食事処ときわさんは1月5日までお休みだそうな。。。
やはりお雑煮はお正月に頂くもんなんだと
ここでようやく気付かされたが、
モチろんこれで終わりではなく
お雑煮で飲りたい気モチを
お正月以降にモチ越して、
またお雑煮で一杯飲ろうと誓った
大晦日の夕暮れでした。。。
というわけで、
今年も1年ありがとうございました！
また来年も酔ろしくお願い致します♪
結局今年も酔い酒でした♪
喫茶マコ
銀座もちふじ
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