お正月限定、二郎系のお雑煮を求めてやってきたのは
立川の立川マシマシ。
あえてヤサイもアブラもマシマシにしなかったのは
立川の酒場もチェックしたかったから。
とは言え、合計300g(通常サイズの7.5個ぶんw)と戦ったあとは
流石にすぐに酒場へ直行できるコンディションではなかったので、
いったん近くの公園でひと呼吸することに。。。
おっとカワイイ赤オニさんがいらっしゃったぜ。
あれ、公園のすぐ脇には電車が走っているぞ。。。
実は僕、
線路際にこういうキャッチーなアイテムを見つけると
ついつい鉄道と一緒に撮りたくなる鉄ちゃんなんです笑
寒空の下、
あーでもない、こーでもないとスマホのシャッターを押し続けること約30分。。。
ちょうどオニの目の向こう側にあった街路灯で眼光の鋭さを演出し、
走り去っていく電車と一緒にパチリ!
たぶん誰にも伝わらないと思いますが、
本人は大満足でこの公園をあとにしました♪
さて、テツ分も補給したし、
お腹も落ち着いてきたので、
あの酒場に行ってみますか。。。
この公園からほど近くにある本日のお目当て酒場は
なんと僕が産まれた年、昭和54年(1979年)に開業された、
同い年酒場の大衆酒蔵ふじさん。
酒場探しもこじらせてくると、
同姓の根本さん酒場とか、
同い年酒場とか、、、
どうやらそういう方向に向かって行くようです。。。
ということで富士の裾野をめくって
早速ふじにダイヴ!
開業後46年とのことで、
もっと年季が入っているのかと思いきや、
とても明るくキレイな店内。
カウンターにすんっと腰をおろし、
さて何を頂こうかと顔を上げてびっくり、
目の前にさっきの赤オニいるwww
ふらっと休憩で寄った公園の遊具のオニが
初めて入った酒場のカウンターの目の前にいるって、、、
そんなことあります??笑
よくよく見ると小さなオニちゃんもいたりして、
なるほど、この街で愛されてるキャラクターだったんですね。
このオニと公園で撮り鉄して冷え切った体には、
いきなり行っちゃいましょう、
看板にも書かれている東京の地酒、
多満自慢を熱燗で!
それに合わせますは、
なんかグッときちゃったキスの天ぷらと山かけをお願いしますっ!
サクッ、ハフッ、のふんわりキスからの〜
ほろにが春菊でお猪口をクイーっっ!
ぷっはぁぁぁ〜〜〜!!
沁っみる〜〜〜!!
この、
“いまオレ酒場で酒飲んでます感”
がたまんないっ!
アツアツの徳利をホッカイロ代わりに握りしめ、
冷え切った体の体温が上がってきたところで
やまかけにむらさきを垂らしてズルズルっ!
鮮やかな薄ピンク色をした中トロ寄りの赤身がすこぶるウマイっ!!
更なる酒欲を煽ってくるぜ。
もう一本、徳利をお願いしようか悩んだが、
なんだか気になったのでリンゴサワーをコール!
普段ならこのテの酒はあまり飲まないのだが、
ちょっとだけ遠くに遠征してきたテンションが僕をそうさせた。
なんて事ない、どこにでもある青リンゴサワーだが、
ワサビカラーと同じ鮮やかなグリーンが
鮮やかな薄ピンクの山かけによくお似合いだ。
その後もこちらの人気メニューの唐揚げとレモンサワーを戦わせまして、
大将ごちそうさまでしたっ!!
どれもうまかったっす!!!
帰り際に大将にお話を伺うと、
昭和54年に開業されたのは先代にあたる大将のお父様。
その時自分はまだ5歳でさぁ〜
と遠い目をする大将。
見上げれば多くの著名人達の色紙が並び、
やはり愛され続けてる酒場だったんだと合点がいく。
何も前情報が無ければ通り過ぎてしまってたかも知れない酒場に
同い年ってだけで辿り着いた酒がある。
たまにはこういうご縁をきっかけに潜る暖簾があるのも
酔いもんですな。
大将、また来ます♪
大衆酒蔵 ふじ
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