ついにコンプ!東京三大煮込みを制覇したついでに恥をかいた夜。(月島/岸田屋)

飲み歩き
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気がつけば2025年も終わろうとしている12月。

この日は高校の同級生たちとの忘年会のため、東京の下町・月島に降り立っていた。

 

 

僕の高校はと言うと某文系大学の附属高校で

卒業生の約9割がそのままエスカレーター式にぬくぬくと大学に進学できるというシステムが採用されていた。

しかし残りの約1割にはそんな敷かれたレールからはずれ、

高2の時にあえて理系コースを志願し、

わざわざまた受験という荒れた道を行くオフローダーたちもいた。

そう、僕もその1人だ。

 

理系コースに進んだ理由、、、

それは国語社会嫌いだったから。

じゃあなんで文系大学の附属高校に行ったのか?

たまにそう自問自答するが、30年経った今もよくわかっていない。。。

 

とにかく文系コースの民とは違い、

受験の重圧とそれに向けた課題や宿題をこなす日々だったことだけは覚えている。。。

そんな高校時代を共に生き抜いた同級生と久しぶりの再会だが、集合時間まではまだ小一時間ほどある。

どこかでひとりゼロ次会でもやりますかとGoogleマップのマイ酒場リストを眺めていると、ふとあることを思い出した。

それは東京三大煮込みの制覇。

東京三大煮込みとは、酒場巡りの大御所・太田和彦先生が提唱する東京の煮込みBEST3のことで、

すでに北千住の大はしと森下の山利喜はお邪魔していたのだが、

月島の岸田屋だけはすっかりと抜けていた。

 

(北千住/大はし)

 

大はしの煮込み

 

(森下/山利喜)

 

山利喜の煮込み

 

これはちょうどいい。

オトナの宿題、いや、酒く題を片付けに行きますか。

 

 

さっそく向かってみると、

岸田屋は常に行列というイメージがあったが待ち客はゼロ。

これはラッキーだと鼻息を荒くして暖簾をかき分けエントリーすると、

そこに広がっていたのは細長いコの字カウンターと

どこまでも深みのあるエイジングされた壁と天井。

 

 

 

これはもうただの飴色なんかじゃない、

飴色のムコウ側、、、

飴イジングだぜ。。。

 

 

早速酒座を構え、

瓶ビール牛にこみネギ追加で〜!

と発声すると

  はーい!

とコの字の中で淀みなく捌かれているお姉様が、ハキハキと承ってくださった。

 

 

先発で届いた瓶を傾けながら待つことしばし、

ついにお目当ての煮込みが着皿。

 

 

これもまたグッとくる飴イジングブラウンだ。

 

 

煮込まれたモツたちはシロのほかにフワノドナンコツなども入るバラエティタイプで、

そのどれもが甘めの味噌ベース汁としっかりとマッチングしている。

 

 

 

うんま。

 

まるで息を吐くかのように自然とココロの声が漏れてしまった。

 

瓶との相性はもちろん抜群だが、さらなる酒泥棒がこの皿には潜んでいた。

そう、あのネギたちだ。

 

 

モツに乗せて薬味として頂くのもいいが、

モツたちの旨味が溶け出した煮汁をビッショビショに纏わせ、

チビチビとツマむのがサイコーに酔い。

 

 

あっという間に瓶がカラになってしまったぜ。

さすが三大煮込み、間違いないやつだ。。。

 

まだまだ岸田屋を感じたいところだが、このあとは同級生との忘年会。

満腹になってしまうのもアレなのであともう一杯ニ品ぐらいにしますか。

 

なにか珍しいツマミはないかとキョロキョロと短冊達とにらめっこ。

 

 

辛子めんたいシシャモ、、、

お、しらす沖漬けなんて珍しいじゃない。

それなら熱燗だな。

あともうひとつ何かないかな、、、

・・・ん、あれは?

 

れん・・・平・・・?

 

一番右手に並ぶ2枚の黒札です。。。

 

なんだかわからないがなんか珍しそうだ、

うんアレにしよ。

 

お姉さんすいません!

しらす沖漬けと、熱燗一合と、あと、、、

れんぺいくださいっ!

 

  ・・・。

 

あ、れんぺいの、おひたしのほうで!

れんぺい珍しいですよねぇ〜!

  あ、、、もしかして、、、

  れん草ですか?

  ホウレンソウですがよろしいですか?

恥ずっ!!

 

思いっきり漢字読み間違えてたっ!!

 

 

 

え、あ〜、それそれ!

僕の生まれ故郷ではほうれん草のこと、

ほうれんぺいって言うんですよぉ〜www

 

って、ムリがありすぎるっっ

 

れん平おひたし。。。

 

もしかしたらあの時、

理系コースを選ばずにちゃんと文系でお勉強をしとけば

こんな恥をかかなかったんじゃなかろうか。

 

 

そんな自問を繰り返したれん草と熱燗のカウンター酒。

 

しらす沖漬けも酔き酒泥棒♪

 

いま、僕が赤ら顔なのは、

恥をかいたからではなく酔いすぎたせいにして欲しい。

 

 

お会計時、この汚点を挽回しようと

電子マネーは使えますか?

とお姉さまに聞いてみるが

現金のみとのこと。

 

わかりましたと現金でお支払いし、

店の外で寒風にあたりふと我に返る。

 

 

あぶねぇ、あぶねぇ、もうちょいで

じゃあほうれんpayで!

取り返しのつかないことを言い放つところだったぜ。

 

これから受験を控える学生諸君、

こんなオトナにならないよう、

進路選びは慎重に。。。

 

同級生がママをやっている月島のスナックで〆!

 

 

岸田屋

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