激アツ温泉地で思う、湯と酒の適温とは。(飯坂温泉/すずめ)

湯上がり酒
まずはグッとくる広告です。。。

 

焼肉・円盤餃子のひたちで大エク酒タシーを感じたあと、

歴史的な鯖湖湯でひとっ風呂。

 

 

 

湯温45℃超えの激アツ湯はなかなかの高温で、

地元の方でも湯槽に浸かる人はほぼいない特殊な状況だ。

 

 

常連のお爺さまに作法を教わり、

湯槽のへりにあぐらをかいて掛け湯をしながらじっくりとトトノっていく。

 

出典:文化庁HP(https://www.bunka.go.jp/kindai/kenzoubutsu/research/fukushima/020/index.html

 

これが意外にも気持ちよく、

気がつけば1時間以上も掛け湯を愉しんでいた。

 

 

そんな鯖湖湯とじっくりと対峙し、

湯上がり酒をキメに訪れたのは、

遅くまで赤提灯を灯されていたすずめさん。

 

 

このデカデカとした看板と赤提灯を見て

ここを意識しない酒飲みはいないだろうといった佇まいだ。

 

 

 

さっそくエントリーすると先客はおらず、カウンターのど真ん中を陣取ることに成功。

ツマミラインナップはどんな感じかなと手元のメニューや黒板メニューをやおら眺める。

 

 

 

ここは一番主張が強い『のどぶえ』がマストだろう。

 

 

だが、残念ながら時間がかかるので

今日はもう終わりとのこと。

それならばもうひとつグッときた前田美豚なるものをお願いし、

レモンサワーとお通しのマカサラで晩酌スタート。

 

 

 

美豚と言えば六本木のセクシーチャーハンを思い出すぜ。

 

 

やがて着皿したのは小ぶりながらもテカテカと艶っぽさを放つ、

名前に違わぬ美しき豚さんだ。

 

 

 

強めの振り塩がアブラの甘みを際立たせ、

ニンニク味噌が酒を求めさせる。

この味噌は絶対カシラに合うやつだ。

 

 

追加でお願いしたカシラと味噌は予想通りのマッチング度で、

これだけでレモンサワーがもう一杯蒸発してしまった。

 

 

激アツ温泉で火照ったカラダもようやく収まり、

ほのかに吹き込む晩秋のスキマ風と石油ファンヒーターの狭間のこの席が絶妙に心地がいい。

 

 

もう一杯、地酒でも頂きますか。

アテはあげ納豆なんかがいいな。

 

 

油揚げ、納豆、それにぶっかける醤油と、

どれも原材料が大豆という素材の偉大さを噛み締め、

グラスをクィーっと傾けふぅーっとひと呼吸。

 

決して派手さは無いが、酒にはこういうのがいい。

今日も酔い酒だ。。。

 

『あ、俺、いま旅してるなぁ〜』感を感じ、

改めて店内をぐるりと見回してみる。

 

ん?これは?

とロックオンしたのが『公衆浴場 熱さ番付』なる番付表。

 

 

 

なんてことだ、、、

この街の人々は湯の熱さで番付表を作り、

嬉々としてその熱さを楽しんでらっしゃる。。。

 

さきほど熱すぎて一度も湯槽に入れなかった鯖湖湯はまだまだひよっこの前頭。

 

 

横綱・仙気の湯の58.0℃なんてもはや狂気の沙汰、

飛び切り燗の温度だ。

 

 

熱過ぎず冷た過ぎず

 

人肌よりもちょいと温かいぐらいの方が、

湯も酒もちょうどいいんだよなぁ〜と、

『ぬる燗で』と伝え忘れた冷やの酒を傾けながら思う、激アツ温泉地の夜だった。

 

 

 

翌朝、小結クラス(49.6℃)の波来湯はこゆに入湯したが、

高温の源泉の他にも適温に調整された湯槽もあったため、

じっくりと肩まで浸かることができました♪

 

 

⁡みなさんのお好きな温度はどれくらいかな〜?

 

 

すずめ

完読ありがとうございました♪
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