昨年12月から今年の1月前半まで行われていた
港区のPayPayポイント還元キャンペーン。
今回は30%還元というなかなかのオトク感で、
これは埼玉県にほど近い
板橋という東京のすみっこでひっそりと暮らしている
すみっコぐらしのオッサンが
六本木という大都会で飲れる絶好のチャンス!
と言っても高級なクラブやバーではなく、
腰を下ろしたのは前々から気になっていた、
この街で創業48年を迎え愛され続ける
庶民派の三州屋さん。
お魚がメインの
いわゆる大衆割烹スタイルで、
お値段も都心一等地とは思えないほど良心的だ。
まずはパッと目についた
かれい煮と大瓶をお願いし、
三州屋飲みのスタート。
こっくりとしたあまじょっぱなタレが
身離れのいいホロふわな身と
みちっと高密度な魚卵の両者を
2方向から楽しませてくれ、
あっという間に大瓶はカラに。。。
さぁ2ターン目はどうする、、、
改めて壁の短冊メニューを
ツマミレーダーで探索すると、
生玉子は一ツ店内サービスです
の短冊をロックオン。
テーブルの上に玉子が置かれているのは気づいていたので
勝手に食べ放題のゆで卵だろうと思い込み、
あとでツマミとツマミのつなぎに
2、3個頂こうかななんて思っていたが、
あぶないあぶない、、、
この張り紙を見つけなければ
ゆで卵のテンションで殻を割りにいって
大惨事を引き起こすとこだったぜ。。。
卓上の玉子が生とわかった今、
これだけではツマミにはなりにくいので、
生玉子とのコラボツマミにセレクトしたのが
これまたあまじょっぱな肉どうふ。
肉どうふの真ん中をくぱぁっとひろげ、
おもむろに生玉子をダイヴさせたら
無料オプションを追加しただけとは思えない
満足度と完成度の高いツマミの完成っ!
粘度と旨みが爆上がりした肉どうふを
さっぱりレモンサワーでチビチビと戦っていく。。。
至福の時間だ。
壁面のテレビを観ながらのんびり飲っていると、
お兄ちゃん生野菜食べれるー?
とお母さまに聞かれたので
あ、はい、いただきますっ!
と答えると、
生野菜2つと納豆が僕の前に置かれた。
・・・ん?
状況を理解できずに
お母さまの動向の行方を見守っていると、
今度は白飯を持ってきて、
すんっと僕の目の前に着席なされた。
・・・んん??
そしておもむろに納豆ごはんをかき込み始めるお母さま。。。
どうやらランチタイムを戦い抜いたあとの
遅めの昼ごはんのようだ。
決して広いとは言えない店内だが、
席は他にいくらでもある。。。
なぜそこチョイスされました???
そんな疑問を抱えながらも
他に客がいない店内でお母さまと2人でテレビを眺め、
絶妙な距離感と、
ちょっぴりぎこちない感じのなか、
他愛のない会話が続いていく。。。
この感じ、どっかで経験したことのある感じだぞ。。。
そうだ、思い出した!
学生のころ、
友人の家に遊びに行ったはいいけど友人は不在で
もうすぐ帰ってくるから上がって待ってたら〜?
良かったらカレーライス食べる〜?
と言われて友人の母親とテレビを見ながら
コタツでカレーを食べて過ごした、
あのなんともいえない感じだ!!!
なんだか急に懐かしくなって来たぞ!
すっかり忘れてたけど、
ここは都心一等地の大都会。
流行りのオシャレなカフェやバルなんかが街を彩るが、
こんなにもゆる〜い酒場が残っていたとは。
ちょっと前に訪れた
美豚のセクシーチャーハン
も擁するこの六本木。
田舎者のオッサンでも
ホッと一息つけるような酒場を見つけちゃいました♪
草間彌生に激似のお母さま、
貴重な合コンタイムありがとうございました♪
三州屋
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