おバカと神は紙一重?(方南町/一心太助)

せんべろ
ちょっとだけ広告です。。。

 

思い返すこと今から4年前、

その当時は今以上に

いかに安く酔えるか

を探求し、

千円程度でべろべろになれそうなお店を紹介してくれるネット情報にかぶりき、

夢中になって飲み歩いていた。

そんなある時、いつもの飲み仲間に

 

今度せんべろ会やろうよ!

どこかいいとこない?

 

と聞かれ、

いつものようにネットで酒場検索をしていると、

ひとつのブログ記事に目が止まった。

それは酒場ナビ、カリスマジュンヤさんの

『方南町「一心太助」バカと天才は紙一重?』

という記事で、

完全に価格設定に見合ってないツマミの盛りっぷりや、

店側にミスがあった際のお詫びが

まさかのコンビニのおにぎりといった事件が多発し、

こんなにも笑わせてくれるおバカな店主がいるのかと、

大いに笑わせてもらった。

(ぜひ一度読んでみて欲しい)

念のため断っておくと、

おバカという言葉に決して悪意は無い。

僕は笑わせてくれるおバカな人間が大好きで、

おまえはおバカだねぇ〜

なんて仲間に笑ってもらえることが

最上級の褒め言葉だと本気で思っている。

 

つまり、

おバカは大笑いさせてくれる愛すべき存在の称号のひとつだとご理解頂き、

この先を読み進めて頂ければと思う。

そんな敬意を表すべきおバカな店主が切り盛りするという酒場の存在を知ってしまった僕は、

気がついたら仲間たちを方南町に呼び集めていた。

 

 

内容がまちまちのお通しや、

 

これで6人分。

 

もはや何点あるかわからない3点盛り

 

今となっては正体不明な一番奥のヤツ。

 

固定観念を大きくぶっ壊してくれたハムエッグなどで、

 

ハムではなく鶏肉。見ようによっては親子丼アタマのトッピング生卵。

 

僕らは一心太助で大いに笑った。

 

2020.02.08訪

 

酒場が持つ笑いの可能性を知らしめられ、

間違いなく酒飲み人生の大きなターニングポイントとなった酒場だった。

 

それ以来、僕は酒場ナビのファンとなり、

酒場ナビのみなさんの記事を参考にして

日々飲み歩くようになったのは言うまでもない。

そして時は流れ、

ほぼ毎日マジメに酒を飲み、

時間があればいろんな酒場を巡り、

オマケでホロ酔いDIYなんぞをインスタで投稿をしていたら、

あの酒場ナビのカリスマジュンヤさんとご縁ができ、

まもなくご本人がオープンさせる酒場、

ニューウェーブ ネオ大衆スナック SMASH!

ビールケースをひっくり返したテーブルの

天板を塗る

と言ったほぼほぼ文化祭のノリなDIYのお手伝いをする流れとなり、

 

 

 

その打ち上げで、

今宵、

この一心太助で瓶提灯チャレンジなんぞをして遊んでいる🍻✨

skash!⤵︎

4年前の僕はこの景色が想像できただろうか。。。

そんな感慨深い酒の席に華を添えてくれたのが

他ならぬ、あのおバカな店主だ!

 

瓶ビールを空けた僕らはホッピーセットを2つ頼むと、

持って来たジョッキのナカ(焼酎)の量が

どこからどう見ても明らかに違った。

 

雲泥の差

 

 

ナカの量、全然違うじゃないすか〜!

 

と店主に問うと、

 

同じだよ!氷の量のせいでそう見えるだけだよ!

 

とシラをきるが、

氷の量はどこからどう見ても全く同じだ😆

 

さらには

 

そういう時はこうすりゃいいんだよ

 

と、多い方のナカを少ない方に注ぎ足すという大技にでられた、、、

 

 

 

うん、やっぱりおバカだ🤣

 

 

しかし店主のおバカっぷりはこんなもんではない。

メニュー表にもしっかりと現れている。

 

4年前に訪れたときはメニュー表に200円のコーナーがあり、

 

 

さすがに今はもう無くなってしまっていたが、

それでもこの令和の値上げラッシュもなんのそのと言わんばかりの

300円メニューが誇らしげに並ぶ。

 

 

カレーライスだって、

ラーメンだって、

平成を飛び越えた昭和価格のオール300円。

300円の海鮮丼や鉄火丼に至っては

若干の狂気すら感じてくる。。。

 

 

そしてそのどれもが、

300円とは思えないほどのバカ盛り

今も健在だ。。。

⁡ 

2024年度版ハムエッグ。ちゃんとハムでエッグも火が通っていた。

 

 

とり唐揚

 

何を頼んだか忘れたがすごい量のやつ。

 

さてここで、

いま一度メニュー表を良く見て欲しいのだが、

⁡何か違和感を感じられないだろうか。。。

 

 

 

 

 

どういうわけかカニみそが2回書かれているのだ。

 

 

 

 

カニみそ

しらすおろし

カニみそ、、、

 

と、結構早い段階でおてつきをされてらっしゃる。。。

 

おそらく、しらすおろしを書かれている時に

急に電話が鳴ったとか、

急にトイレに行きたくなったとか、、、

何か予期せぬアクシデントに見舞われて、

誤ってカニみそから書き直し始めたのだろうと予想したが、

それはあっさりと否定されることとなる。

 

 

なんと、

もう1枚のメニュー表にも

カニみそがお手つきされているのだ。

 

 

 

 

なぜカニみそだけ2回も???

なんかもう、

カニみそに呪われてませんか???

 

もしくはツマミが決まらずにメニューを眺め続ける者に

なんだかカニみそ食べたくなってきたなぁ〜

なんて思わせるサブリミナル効果を狙ってます?笑

 

とにかくカニみそになんらかの強い思い入れがあることだけは伝わった。。。

 

ここまで推されたら頼まない理由はない。

店主にカニみそをお願いし、待つことしばし。。。

 

 

 

僕らの前に届けられたカニみそは

皿の上にプラカップまるまる1個がどん!と置かれたもので、

 

どん!

 

その容量はなんと60g‼️

 

なぜか容器を持ち帰ってました笑

 

おそらくそのへんの居酒屋で出される量の2〜3倍はあると思われる量だ。

しつこいようだが、これがなんとたったの300円www

  

ご丁寧にプラカップの下にはフタが敷かれていた。

 

ここまでくるともう、

逆に仕入れ値が知りたくなってくる。

お店の懐事情を聞くのはタブーかと思ったが

思い切って聞いてみることにした。

ちょ、マスター!

このカニみそ、

いくらで仕入れてるんすか!?

ん、それ?

350円。

いやもう、原価割れ!!

やっぱりおバカだった。。。

 

もはや神々しさすら感じてくる。。。

 

溢れ出すGOD感よ笑

 

最後にもう一度言う。

僕は笑わせてくれるこんなおバカが大好きだ。

おバカに悪意は決して無い。

むしろ尊敬に値する。

ありがたいお話し中。。。

僕はここ以上に笑わせてくれる酒場を他に知らない。

おそらくこの先も、

こんな酒場には出会えないんじゃないかとすら思う。

 

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いや、

世の中は広い。

まだまだ上には上があるはず。

 

さらなるおバカさで笑わせてくれる酒場が

きっとどこかにあるはずだ。

 

そんな神の領域とも思える酒場に出会いたくて

僕は今日も酒場を渡り歩いているのです。。。

 

 

 

そういう店であられます。

 

マスター、、、

近いうちにまた笑わせてもらいに来るね♪

 

 

 

 

 

一心太助

完読ありがとうございました!

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