熱海旅の最終日。
龍宮閣を10:00にチェックアウトし、
最後の朝飲みをキメようかと思うが、
若干の二日酔いで体調ふるわず。。。

こんな時は早めに帰宅しようと思い、
熱海駅の改札をくぐることにしたが、
ホームでスマホをいじっててふと思い出したのが
湯河原の外れにある伝説の町中華、王ちゃん。
なんでも、
80代後半のマスターが作るカツ丼が世界一
なんだとか。。。
せっかくだから行ってみますかね。


湯河原駅で下車し、バスに揺られること約10分。
店に到着したのは開店時間の15分後だった。

暖簾は掲げられているものの、
まだどなたもエントリーできていない様子だ。

肌寒いなか、待ちに待って着席できたのは
そこから約50分後のこと。。。


ようやくこれで伝説のカツ丼にありつけると思ったが
王ちゃんはそんなに甘くは無かった。。。

80代のマスターがワンオペともなると、
当然ながらそこはゆったりとした時間が流れる場所となり、
アルコール類の提供が無いので冷蔵庫のフリー麦茶をすすりながら
客一同がマスターの仕事っぷりを固唾を飲んで見守る時間となる。


だが、
ひとたびマスターが鍋を振り、麺の湯切りをすると
イリュージョンの如くダイナミックな湯気が立ち昇り、
そこはちょっとしたライブ会場となる。


かっこいいぜ、マスター。
見ててゾクゾクするぜ。。。

マスターの湯気パフォーマンスに震えながら
のんびり待つことさらに40分。
ようやくお目当てのカツ丼のお出ましだ。

見た目はいたって普通の、
高齢おじいちゃんが作ったら
まぁこうなるよね
っていう想像の範囲内のビジュアルだ。

世間の皆さまはベタ褒めされてるが、
果たして真相はどうだろうか。
こう見えても僕はカツ丼にはうるさいほうだ。
申し訳ないが忖度なんかしな、うめぇ。
なんだこれ、、、
めちゃめちゃうめぇ。。。

歯がなくても噛みきれそうなくらい柔らかいカツが、
ちょうどのあまじょっぱなタレを香ばしく纏い、
白飯とよろしくやってやがる。
正直震えたぜ。

数珠つながりの玉ねぎがまた愛おしいのなんの。
ゾクゾクもんだ。

お世辞抜きで、待ち時間なんて忘れちまうぐらいウマかった。


・
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大満足で湯河原を後にし、一路東京へ。
あの興奮が忘れられないのか
武者震いしっぱなしの帰り道となった。
帰宅後、震えがおさまらないので体温を測ってみると
なんと38.8℃・・・。

いま、僕が震えているのは
寒空の下1時間近くも待ったせいではない。
伝説のカツ丼にまだ震えているのだ。
そう言い聞かせながらしっかりと寝込みました。。。
マジで伝説級にうまかったぜ!

王ちゃん:閉業しました。







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