あの酒場の達人と東北の秋で一杯!(渋谷/やまがた)

飲み歩き
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つい先週まで気温30度を超え、

江戸川橋・三昇さんの冷やしメニューで夏の余韻に浸っていたのに

あっという間に長袖が欲しくなる季節に。

 

 

涼しくなってくると今度は秋の味覚が恋しくなってくる。

サンマや秋鮭なんぞで一杯もいいが、

今年の夏ぐらいからずっと気になってたツマミがあった。

山形県や宮城県など東北地方の名物の芋煮だ。

 

出典:山形県公式観光サイト

 

 

現地では秋になると毎週のように河原で芋煮会が開かれるそうで、

山形の日本一の芋煮フェスティバルでは

直径6.5mの大鍋(3代目鍋太郎)と

大型重機で3万食以上を調理・販売され、

『8時間以内で提供されるスープの数』

では、なんとギネス世界記録を達成している。

 

素朴な印象とは裏腹に確かな実力と記録を備えている

藤井聡太くんのようなツマミだ。

 

そんな芋煮をどこかで楽しめないかとネットで探してみると、、、

 

あったあった、見つけたぜ、

その名もズバリやまがた!

 

 

ここで食べないでどこで食べるんだ?

ってぐらいどストレートな屋号とツラ構えだ。

 

とりあえず芋煮がツマめる酒場はロックオンした。

いつものようにひとりでフラっと行くのもいいが、

人肌も恋しくなるこの季節、

どなたかをおデートにお誘いしたい。

 

この東北ツマミと民芸調酒場のイメージにぴったりの

ステキなデート相手がすぐに思い浮かんだが

一緒に飲みに行きませんか?

の一言がなかなか言えずにいた。

 

なんとか勇気を振り絞り、

初めてエロ本の自販機のボタンを押した

中学生時代のあの大和魂を思い出し、

震える指でメッセージの送信ボタンを押した。。。

 

それから数日経った待ち合わせ当日、

本当におデートして頂けるのかとずっと不安だったが、

約束通りやまがたに姿を現して頂けたのは、、、

 

さんたつby散歩の達人でも大活躍中の酒場ライター、

酒場ナビの味論さんだ♪

 

 

東京生まれ秋田県育ちで、

執筆されてる記事も民芸調の酒場に重点を置かれているとお見受けしたので、

このシチュエーションにピッタリだと勝手に妄想を膨らませていたという訳だ。

 

 

 

まずは僕の得意技、瓶提灯チャレンジ

始球式ならぬ始杯式をバシっと決め、

 

 

宴の始まりを告げる酒ゴングを鳴らし、

入念に喉をアルコール消毒。

 

 

 

ング、ングッ・・・

っはぁ〜〜〜

ンめぇぇぇ〜〜〜!!

 

もうすでに酔い夜が確定したぜ!

 

さてさて、

この酔い酒に合わせるツマミはと壁の短冊メニューたちに目を向けると、

至る所に山形名物たちが可愛らしいフォントで主張されている。

 

 

 

 

お目当ての芋煮の他にも

いなご玉こんにゃくなど山形ツマミが満載で、

なんだかもう山形旅行に来た気分だ。

 

もちろんここは玉こんにゃくと納豆餅をお願いし、

 

 

 

念願の芋煮ともご対面。

 

 

牛肉の旨みと里芋やシメジの秋の味覚の旨みを一身に受け止めた、

どこまでも優しい味わいの醤油味のスープ。

 

 

唐揚げ、餃子、チャーハンのような

攻撃的茶色ツマミも好きだが、

玉こん、納豆餅、芋煮の

平和的茶色ツマミも愛おしい。

 

山形県民は毎週末河原でこんなウマイもんをツマんで酒を飲んでるのかと思うと、

羨ましさよりも悔しさすら感じてくる。

 

 

やまがた山形をビンビンに感じたところで、

2軒目はどうしますか?と味論さん。

 

そのお言葉、待ってましたぜ!

 

もちろん僕には2軒目のプランがあった。

むしろ、2軒目の方がメインかもしれない。

 

では行きますか、味論さん!

 

やまがたを後にして向かったのは、、、

 

 

でたっ!!

大衆パブ山形っ!

 

 

いや、またやまがたかいっ!

と思ったそこのあなた、

いやいや、それは早合点と言うもの。

 

 

味論さんの伝家の宝刀、暖簾引きに興奮がブーストし、

艶めかしい赤い絨毯の階段を降りていくと、、、

 

 

 

そこに現れたのはベロアのソファーやイスにシャンデリア、

さらには使い込まれた合皮の丸イスにミラーボールと、

昭和レトロ感ビンビンの空間だ。

 

 

 

 

さきほどのやまがたの民芸調に対し、

こちらは山奥の温泉街にありそうな

場末のパブ感を味わえるのだ。

 

 

ツマミはもちろん本店と同じ山形メニュー。

 

 

もうずっと山形旅行に来てる気分だ。

 

 

 

 

⁡もし、、、

もしもそのへんの女性とこのデートプランを敢行したならば、

きっと1軒目と全く同じメニューに

イヤな顔をされてしまうだろう。

 

納豆餅のカドにアタマぶつけて

イナゴになっちまえ!

芋煮と罵声をぶっかけられても文句は言えまい。。。

 

ところが僕ら2人はこの雰囲気に大いに湧き立った。

 

 

 

 

1軒目では

今日はオフなんで

スマホを置いて淡々と飲まれてた味論さんも

大衆パブ山形の前では興奮を隠せなかった。

 

 

 

 

そう、

酒のツマミは料理だけじゃない、

酒場そのものだってツマミになるんだ。

 

 

こんな時間を共有したくて

散歩の、いや、酒場の達人をお誘いしたのだった。

 

 

⁡ 

味論さん、ありがとうございました♪

やまがた

 

大衆パブ山形

完読ありがとうございました!

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