名酒場の予感!地元の民のみぞ知るステルス系そば屋をロックオン!(飯坂温泉/笑楽庵)

そば屋で飲ろうぜ!
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飯坂温泉エリアを訪れ、

真っ先にふれあったのが

駅前のベンチでひなたぼっこしていたお母さま。

 

 

『その町の隠れ酒場はその町の民に聞け』

 

根本家家訓3条にそう明記されているので

第1村人のこのお母さまに酒場を訪ねてみると、

 

 

食い気味で身振り手振りで教えて頂けたのが

レトロ廃墟のちょうど中間ぐらいのひな感が滲み出る笑楽庵さん。

 

 

武田久美子のビキニぐらいしか面積がない暖簾は背景に同化し、

僕が唯一できる縫い方、並縫いでこさえられた暖簾文字は、

若干目の疲労感を疑うドット仕様。

 

 

色褪せたプラ看板も長い時間をかけて外壁と融合し、

女の子とおしゃべりをしながら通りがかった程度では

まず見落としてしまうレベルのステルス性能だ。

 

 

もう一回引きで見てみましょうか。。。

 

うちの近所の大衆食堂 若名ぐらい見事に近隣に擬態されてるぜ。。。

 

 

あまりにもステルス性能が高いため

教えて頂いてすぐに見つけることができず、

ここをロックオンできたのは翌日のこと。

 

残念ながら今日は運転があるので酒は飲めないが

せっかくなのでノンアル訪問してみましょ!

 

 

ガラリとアルミサッシを滑らし潜り込むと、

目の前一面に広がるのはゾクゾクするようなアメ色の世界。

 

 

先行者の気品高きパープルお母さまが

背中を丸めてどんぶりから湯気を立ち上らせてらっしゃる。

 

 

いい景色だ。。。

 

さてさて僕もなにか温かいやつをとメニューとにらめっこ。

 

 

グッと来たのがエビ天ぷらラーメン

いままで出会ったことがありそうで無かった

天ぷらとラーメンのマッチングだ。

 

もうひとつグッときたラジウム卵も併せてお願いしてみますか。

 

 

やがて届けられたのは

はいはい、まぁそうだよね

と想像どおりのシンプルなエビ乗せラーメン。

 

 

だが、エビをひとくちかじってみると。。。

これがもう驚くほどプリップリの肉厚エビ!

 

 

画像では伝え切れないのが残念だが、

そのへんの立ち食いそばのエビ天なんかじゃない、

そば屋がちゃんと揚げた本気と書いてマジのヤツだ。

噛み切るたびにブリンブリンと伝わるエビの弾力に

前歯が喜んでるぜ。

 

 

もうひとつ圧巻なのがこのチャーシュー。

つまみ上げるまで気づかなかったが

よく見れば豚チャーシューではなく鳥のやつ。

 

 

メニューには鴨南そばがあったので一瞬鴨肉かと思ったが、

これはその上にある肉(鳥)そばの鶏モモ肉だろう。

 

 

エビ天ばかりに気がいってたが、これも一級品の優秀ツマミ。

いい意味で裏切られたぜ。

 

 

ノリでお願いしたラジウム卵はさすが温泉地とあって、

ここらの温泉で湯っくりと育てられたいわゆる温泉卵。

 

 

 

半熟の卵をくぱぁ〜っと箸で割ると、

ねっとり濃厚オレンジ色の黄身がご開帳。

 

 

バカ舌の僕にはラジウム感を感じることは出来なかったが、

醤油をちょろりと垂らしてチビチビつまむのも悪くない。

これも温泉地ならではの一品だ。

 

 

メニューにはご高齢ユーザーたちを意識されてか、

少々ライス(70円)なんてかわいいラインナップもある。

 

 

ラジウム卵と少々ライスをマッチングさせた

少々TKGなんてのも飲んだあとの〆に良さそうだな。。。

 

 

あれっ!

トッピングのエビ天ぷらには

大・中・小の3サイズがあるっっっ!

 

 

ラーメン(680円)とエビ天ぷらラーメン(880円)との差額が200円であることから推測すると、

さきほど感銘を受けたエビ天ぷらは小サイズか?

 

となると、、、

 

っていったい・・・。

えっ、ってどんな・・・?

 

想像するだけで前歯がビンビンになってきたぜ。

 

どうやらあの感動的なエビ天には、まだムコウ側があるようだ。

もういっそ大中小全部並べて貴族の気分を味わってみようかな。。。

 

んー、、、

なんだかやっぱり酒が飲みたくなってきたが、

運転マンなのでここはグッとガマンガマン。。。

 

 

酒のラインナップは銀色のやつスーパードライしかないが、それならそれで良い。

ここでの主役は間違いなくツマミたち。

逆にそれぐらいのほうが酒トイックで酔いってもんだ。

 

 

またいつか訪れた時は存分に貴族飲みさせてもらおう。

 

事前の予習だけでは気づけなかった地元の民のみぞ知るそば屋に

名酒場の可能性を感じずにはいられなかった昼下がりだった。

 

 

お母さまありがとうございました♪

 

 

 

笑楽庵

完読ありがとうございました♪
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