今日もふらっと煮込み探偵🕵️♂️✨🍲
今日の酒場は成増駅からそこそこ歩いた所にある『やきとん 泰希』さん。
27年前の高校生の頃、
ここのすぐ近くにあったデリバリー専門の寿司屋さんでバイトをしていたので、
個人的にはとても懐かしいエリア😌
その当時は泰希さんではなく別のやきとん屋さんがあり、
高校生ながらに赤提灯の妖艶な灯りと香ばしい煙にオトナのロマンを感じ、
ジョッキ片手に笑顔のオッサン達に羨望の眼差しを向けていたのをよく覚えております🏮😆
そんな思い出もあり、その時の店とは違えど、
なんとなくやり残してた宿題を片付けるような想いで訪問🚶
コンクリートの床に赤い丸椅子の配色は、先日訪れた菊屋食堂のそれと同じで、
そこにビールケースをひっくり返したテーブルといった正統派の酒場ファニチャーたちが並ぶ🪑
もうすでに居心地がいい😆
さっそくもつ煮込みをお願いして赤星でスタート🍺✨
こちらのもつ煮込みもど真ん中の正統派で、
シロを主軸とした豚モツ類が味噌ベースの湯船にしっかりと浸っている🍲
見た目通りの、安定感バツグンの裏切らない旨さだ😍
この煮込み一皿でかる〜く中瓶の赤星をやっつけ、
さぁ、2ターン目のセレクション会議✨
改めてメニューを眺め、、、
『やっぱハラミだよな』
『カシラも外せないぞ』
『お、レバー1本80円、やすっ✨』
と、やや興奮気味に串物たちを選んでると、
『バラ先軟骨煮』
なるものを発見👀
バラ先❓
バラ、、、🌹❓、、、の、なんこつ❓
鶏肉のチューリップ的な🌷❓
んーーー、、、🤯💐
聞き慣れない部位すぎて頭の中が一瞬お花畑になってしまったが、
“煮”と書かれてるからには煮込みの仲間だろう。。。
なんだかよくわからないが、
わからないものはなんでも食べてみればいいじゃない😋
他の串たちと併せてそちらもお願いし、待つことしばし。
登場したのはトロっトロに溶けかけている、角煮の向こう側みたいなヤツで、
角煮の角(カド)が無くなるまでしっかりと煮込まれちゃったようなビジュアル✨
この角煮
角が無ければ
ただの“煮”だ
なぜかそんな一句が自然と湧いてきた😆
ちなみに軟骨の“ホネ感”みたいなのは一切ない🦴✨
筋繊維方向には簡単にほどけていくが、
その一筋一筋にはちゃんとした噛みごたえがあり、
ひと噛みごとウマみが溢れ出す✨
なんだこのバラちゃんとやら、、、
チョーウマイぞ😍
口の中がもう夢の国、、、
カクニーランドやぁーーー🐖💕🤤
おさまらぬ興奮と口腔内の煮込みを、
追加した赤星でスプラッシュマウンテンのごとく流し込み、改めて観察してみる🔍
掻き分けたバラちゃんの下では
これまたしっかりと煮込まれたテッカテカのアメ色大根がかくれんぼしており、
あんなに白かったのにこんな色黒に、、、と、
なぜか、鉄人金本の引退セレモニーに登場した際の
ガングロ清原和博を見た時と全く同じ感想が自然と湧いてきた😆
番長タイプの大根、、、
器越えのホームランを打ってくるウマさだ😋
帰り際、
マスターと思しきお兄さんに、バラ先とは何ですかと伺うと、
豚のアバラ骨の先っちょにある軟骨の部分だそうで、
しっかり煮込むことでトロトロに溶けてしまうんだとか🐖✨
失礼ながらに、
『もつ煮のうまさを超えてきてますよね?』
と伝えると、
『そうなんですよー❗️実はこっちのほうがイチオシなんです✨』
と自信たっぷりに答えてくださった😊
なぜ、、、
なぜ僕が板橋三大”もつ煮”ではなく、“煮込み”にしたのか。
なぜもつ煮探偵ではなく、煮込み探偵なのか🕵️♂️
それはもつだけにとらわれない、いろんな煮込みとこの街で出会いたかったから🍺😌
そう、まさにこんな一皿に出会いたかったから🍲😊
もつ煮だけが煮込みじゃない✨
いい煮込みとの出会いでした😆
ごちそうさまでした〜🍺🍲✨
◯煮込みDATA
・もつ煮込み
味付け:味噌ベース
部位 :豚モツ(小腸・大腸・胃)
具材 :こんにゃく 薬味ネギ
値段 :450円
・バラ先軟骨煮
味付け:醤油ベース
部位 :バラ先軟骨
具材 :大根 薬味ネギ 糸唐辛子
お値段:650円
やきとん泰希
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