メキシコのお盆、死者の日が迫る10月末日。
今年はイチからコーントルティーヤを作ってみようと思い立ち、
材料のマサ粉を求めて南米食材を幅広く扱う五反田のキョウダイマーケットさんへGO!

同じ建物にはペルー共和国総領事館やブラジル連邦共和国総領事館などが構えており、
すこしばかり堅苦しい雰囲気。。。
エレベーターに乗り、6階で降りると
ガイコツの貴婦人カトリーナがにっこりとお出迎え。

カトリーナとは、死者の日のアイコン的存在で、
総領事館の堅苦しい雰囲気を一変してくれていた。

店内には至る所に南米食材が並び、
お目当てのマサ粉の他にも死者の日飲みに必要なハラペーニョやチリビーンズ、タコ・シーズニングなどが一度に揃えられることができた。




無事本日のミッション完了!
さて、、、どこかで一杯やりますか!
今宵の酒場を求め、付近をフラフラしてると、
酒場センサーがビンビンに反応する酒屋さんを発見!
中では何人かが立ち飲みしていらっしゃる!

ということは、その場で飲める角打ちが可能なようだ。
とりあえずサクッと一杯ひっかけたい気分もあったので入店すると、
店の奥からはカトリーナのようなお母さまが現れた。

もちろん、貴婦人という意味で、
他意はない。。。
店内を眺めるとビールケースを積み上げたテーブルの上にお盆が置かれ、
ここがそれぞれの酒座のようだ。


さっそく冷蔵棚から缶ビールを取り出しお会計を済ませると、
お盆の上にすっとグラスを出して下さった。

また、棚にあるスナック菓子を買い求めると、

一旦、別室のような所に持って行き、
わざわざご丁寧に器に乗せて持ってきて下さった。

これまでいろんな酒屋で角打ちをしてきたが、
缶ビールにグラスを出してくれたり、
スナック菓子をわざわざ器に入れてくれた酒屋はおそらくここが初めて。
もう、なんてお上品なのっ!
酒場貴婦人・リアルカトリーナとは
お母さまのことじゃないですかっ!
とりあえずかる〜く一杯飲んでひと息つき、
角打ちでの長居は無用とサクッと飲んで店を出る。
ふと、振り返って見上げると、
お店の看板は『(有)かとう』さん。

カトリーナ、
カトリーナ、、、
かとリーナ、、、
はっ!
加藤リーナっっ!!!
お母さま、
もしかして、、、
お名前は『りな』さんだったりしませんか???
そしてお母さまの前前前世は、、、
まさかのこのオッサンギャグのような展開に
一周回ってドラマティック感すら感じたぜ。。。
次行ったらお名前も聞いてみようかな♡
そんな死者の日直前の加藤酒店でした♪



加藤酒店:閉業しました。
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