上野のイチバイ(東照宮第一売店さん)で飲み遊び、
ふらりと訪れたのが三河島の家谷酒店さん。
創業100年を超える、
都内の角打ち界隈ではメジャーな老舗中の老舗で、
情報がなければただの酒屋の倉庫かと
通り過ぎてしまいそうな佇まい。
店の中では白髪のお父さまが置き物のように座っておられ、
入店するとにっこりと笑顔で対応してくださった。
店内はいい意味で散らかっており、
それによってある期待感が高まる。
その期待感とは、
棚に並ぶ数十年前に終売となった
デットストックのウイスキー達🥃✨
キリンシーグラム時代のロバートブラウンに始まり、
サタデイの1と2。
サントリーのリザーブやオールドの旧ラベルなんかも鎮座する。
興味のない人にとっては
ただのホコリの被った薄汚い酒瓶なんだろうけど、
こういった昭和レトロ感満載の終売品フェチの僕にとってはもう、
お宝の山でしかない✨
こういうところに埋もれているんですよ、お宝は😆
それらをお父様が丁寧にひとつひとつ説明をしてくれるのだが、
途中からどうも気になることがある。。。
それは、、、
熱弁を繰り広げるほどにずり落ちていく
お父さまのメガネ🥸
もう、気になってしまって説明が全然耳に入ってこない😆
なんなら、
今か今かと落下するのを期待している自分がいる🤣
そんなずり落ちメガネのお父さまを見てて、
僕の中の悪フザケの部分がザワつきだす。。。😈
“もうこれ完全にオロナミンCのヤツじゃん。。。”
“ナチュラル大村崑じゃん。。。”
“オロナミンC持たせてみたいな。。。”
“ここの冷蔵棚の中にあるかな。。。”
“残念、ここにはないか。。。”
(この妄想の間、お父さまずっと喋っておられますw)
“オロナミンCってどこで売ってんだろ。。。”
“まぁコンビニだよな、あとは銭湯とかにもあるな。。。”
“でもそんな銭湯なんてタイミング良く、、、”
あったーーーーー‼️😆
なんと目の前がドンピシャで銭湯♨️✨
オロナミンCの神様、
いつのまにこんなとこに銭湯建てられました❓🤣🤣🤣
もうこうなるとあとはやり切るしかない😆
ちょっと銭湯行って来るねー
じゃぁ晩御飯食べときますー
うん、またあとでー
と、もうトモダチかってノリで遊び直しの約束をし、
目の前の帝国湯さんでひとっ風呂♨️
昔ながらの破風造りの木造建築で、
剥がれかけた富士山のペンキ画に時代の流れを感じる。
手が行き届いた脱衣所や、鯉も泳ぐ庭園が気持ちよく、
もちろんありましたオロナミンC😆
お父さまの晩御飯の時間も考慮し、
のんびりと過ごしてサッパリしたところで、
オロナミンCを引っ提げて再び家谷酒店へ🍺✨
ちょうど食べ終えたお父さまがまたニコニコと登場してくださり、
缶チューハイとうまい棒を購入して2ラウンド目スタート✨
お店の歴史やご家族のこと、いろいろとお話しをしてくれる中、
ここだ!というタイミングでそっとオロナミンCを差し出す。
お父さま、やってくれるかな。。。
怒られやしないだろうか。。。
ドキドキしながらついに、、、
あのポーズでパチリ✨😆
やった‼️やりきったった‼️🤣
思った通り‼️めちゃめちゃ似合ってますよお父さま😂
まさに下町の大村崑ちゃん✨
そのままオロナミンCと缶チューハイで乾杯🥂✨
いやぁ〜楽しすぎる😆
なんなのこの達成感www
お年を聞けば、昭和15年生まれの83歳とのこと。
今は亡き、僕の父と同い年だ。
父が生きてればこんな感じだったのかな。
こんなふうにキャッキャと遊ぶことはないだろうけど、
ガキのころはいっぱい遊んでもらったな〜😊
死んだ父を思い出させるなんて、
ちょっとしたリメンバーミー酒場じゃないですか😌
体調がよろしくなく、
あと何年できるかわからないとおっしゃってたお父さま。
お体にはお気をつけて無理なく続けて下さい。
今度はハットも持ってくるので、
またオロナミンCごっこしましょう😁
めちゃめちゃ楽しい角打ちでした✨
ごちそうさまでした〜😊
ちなみに本日の戦利品は、
サントリーのオールド・Mild and Smooth🥃
1994〜2006までの販売で現行の43度より低い40度のタイプ。
コレクションも思い出もまたひとつ増えました😊
外までお見送りありがとうございました😁
家谷酒店
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