それは数日前。
信頼できる酒飲みから
池袋に飲れる魚屋さんがあるよ
との情報を頂いたのだが、
僕にとって池袋と言えば酒飲みになってからはもちろん、
ティーンの頃からウロウロしていた割りと良く知った街。
はてそんな香ばしい魚屋があったのかと半信半疑のまま指定された場所に赴いてみると、
確かに日頃池袋をホームとして飲んでいる人でもここまでは来ないだろうなといった路地に、
1軒の魚屋さんを見つけることができた。

外からは中がよく見え、
お店の方がテキパキとお仕事をなされているが
酒飲みの影はどこにも無い。

僕はてっきり
小岩の酒とつまみと魚屋と(魚ケイ)や、
静岡の大石商店のように
ちょい飲みスペースで飲れるのかと思っていたんだが、
これはどう見ても普通の魚屋さんだ。
酒は売ってないから自分で持ち込みね
そう伝えられていたので近所のコンビニで酒を買い込んで来たのだが、、、
もしや、
がっつり騙されているんじゃなかろうか。。。
なんだか不安になってきたが、
ここは意を決してエントリーっ!



ガラガラっとガラス扉をすべらすと、
いらっしゃ〜い♡
とステキなお姉さまが笑顔で迎えてくれた。
あのぅ、、、
ここでお酒が飲めるって聞いたんですが、、、
恐る恐る伺うと、
は〜い、こちらどうぞ〜♡
そう言って案内してくれたのは、
発泡スチロールを積み上げた一角。

うわっ、ホントに飲れるっ!!
しかも発泡スチロールの上で立ち飲みだなんて、
不安からのリバウンドも相まって興奮がおさまらないやつっ!
お刺身はこちらの冷蔵ケースにありま〜す
そこの貝類もお刺身に出来ますよ〜♡
と、完全に酒飲みウェルカムスタイル!


さっそく冷蔵ケースから刺盛りをひとつ頂き、
おもむろにカバンから缶ビールを取り出して、
ぷしっ!!
プっはぁ〜!!
ぅんめぇ〜〜〜!!
エビスさんも僕も思わずにんまりだ。

魚屋の方々が黙々とお仕事をされているその横で、
おっさんがカンをキメているこの何とも言えないカオス感よ。
ゾクゾクが止まらないぜ!

さぁさぁお刺身を頂きましょと改めて対面してみると、
コハダに中トロ、赤身。

サーモンがいて、
あ、これはつぶ貝かな。

ハマチの下にはホタテがかくれんぼしてたりして、
車えびに真鯛、、、と数えてみると
なんと9点盛り!

え、
これで1680円って安すぎません?
結論から言うと、
帰るまでにこのフレーズを
ほぼ無意識でお姉さまに3回伝えていた。
今日は牡蠣もオススメよ、
兵庫県産で美味しいわよ〜♡
実は半年ぐらい前に牡蠣に当たり、
ずぅ〜っと生食を避けていたのだが、
ここでオススメを断るのは僕の酒飲みDNAが許さなかった。

2つくださいっ!
久しぶりに対面したトゥルットゥルの生牡蠣。
初見のぽん酢しょうゆがまたソソる。

贅沢にソレをぶっかけてちゅるっとひと口で頬張れば、
お口ん中はふんわり播磨灘っ!
そこに時は来たと言わんばかりに庶民の味方、
菊水ふなぐちを吸い込めばもうっ、、、

らーらーらー
ららーーらー
こと〜ばに〜
でき〜なぁ〜いぃ〜♪
自然と小田和正が流れてきました。。。
酒はまだまだある。
これはもっと魚卯を感じなければ!
再び冷蔵ケースを覗きに行くと、
そこには僕の好物ホタルイカ。

なんと1杯から好きな数で出していただけるとのことで
7杯くださいなとコール。

そしてズッキュンときた高級生ウニ。

さすがにこれは手がでないっすね〜
なんて弱音を吐くと
ひと口サイズも出来ますよ〜♡
と、お姉さま。
いったいどこまで酒飲みに寄り添ってくれるっていうのだろうか。


結構好き放題ツマませて頂いて、
そろそろ気になってくるのがお会計だ。
刺盛りが1680円というのと牡蠣が1個270円というのはわかっている。


問題はそのあとだ。
あのホタルイカとウニは完全に未知数。
ウニはそこそこ行くんじゃなかろうか。。。
わずかながらの緊張感を持ってお会計をお願いすると、、、
は〜い、2544円ね〜♡
やすっ!!
あれだけ食べてこのお値段でいいんですかっ!?

文句ナシで大満足だ。。。
酒は自分で用意する必要はあるが、
言い換えれば持ち込み料ナシで好きな酒が飲める。
純米大吟醸で刺身をつまむのもヨシ、
白ワインで生牡蠣を吸い込むのもヨシ。
テーブルやイスはおろか、
加熱系の調理も要らないぜ。
ただ純粋に鮮魚で酒を飲みたいんだ。
そんな酒場エキ酒パートには持ってこいの
エク酒トリーム系立ち飲み。
飲れる魚屋さんの最終型を
ここに見つけたりっ!!


まさかこんな魚屋さんがこんなにも身近にあったとは、、、
マジで目からウロコでした。


魚卯
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