サイコーッ!なトロビールで一杯!(幡ヶ谷/ジョリー)

飲み歩き
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⁡少し前に酒場ナビ・カリスマジュンヤくんのナビで

幡ヶ谷ゴールデンセンターの最奥地にある

炭火焼 かわ野を訪れ、

けむうまい焼き鳥をアテに酒ゴングを鳴らしたのだが、

店を出た後にふと振り返ってみると、

最奥地だと思っていたかわ野の隣にもう一軒の店があることに気づいた。

 

 

 

暖簾などは出ておらず、ほのかに薄暗い。

空きテナントが目立つこの地下商店街の雰囲気からして、

すでに閉業されてそうな雰囲気だったのだが、

恐る恐る覗いてみると、、、

そこには営業を終えたばかりの老夫婦がにこやかに佇まれていた。

⁡ 

この時僕は本能で感じた。。。

 

あの笑顔、

絶対酔い店っ!

 

 

 

それから数週間後、、、

 

 

 

 

ようやく時間ができたので満を持してエントリーすると、、、

 

いらっしゃぁ〜い♪

 

と、いきなりマスターの笑顔をロックオンっ!

 

 

 

サイコーな笑顔に思わず僕もにんまりだ♪

 

さっそくビンをお願いしてまずはメニューとにらめっこ。

 

 

 

 

 

ロールキャベツ、

オムレツ、

ビーフシチュー、、、と、

マスターがコックコート姿なのも納得の

洋食ラインナップが並ぶ。

 

本店最高級ツマミ、1800円の大海老フライも気になるところだが、、、

 

・・・ん?

海老のトロビール?

トロビールとはなんぞや。。。

 

 

グラタンのカテゴリーに記載されているので、

おそらくベシャメル系かと思うが。。。

 

よし、

こういう時は正体が分からない物を

分からないままにお願いするのが

酒場の楽しみ方のひとつ。

 

なんとなくトロっとしててビールに合いそうな雰囲気に期待を込めて、

 

すいませんっ!

トロビールひとつお願いしますっ!!

 

とコール。

 

あいよ〜

 

にこやかに承って頂いたマスターの仕事を眺めながら、

ゆっくりとグラスを傾けていく。

 

 

 

 

 

 

やがて姿を見せたのは予想通りのグラタンっぽいヤツで、

こんがりとコゲ目のお化粧をした色白のベッピンさんだ。

 

 

おもむろにスプーンを差し込み、

もったりとしたソイツを掬い上げると、

中からは恥ずかしそうに顔を赤らめたトマトライスがコンニチハ。

 

 

どこまでも伸びそうなトロりとしたチーズを引き連れながら、

アっツアツのところを口腔内にエントリーっ!

 

ほんのりと感じるトマトライスの酸味と、

ベシャメルの風味が鼻腔を駆け抜けていき、

ぶりんっと海老が前歯を楽しませたあとには

噛むほどに旨味を口の中一杯に広げてくる。

 

そこにキンキンのビールで追っかければ、、、

 

セっボ〜ン!!

 

見た目の濃厚さとは裏腹に、

優しさがふんわりと溢れる、

まるでスイーツを語ってる時の的場浩司のような一皿だ。

 

 

サイコーっ!の炭”翠”化物です!

 

 

 

マスターに伺ってみると、

トロビールとはドリアグラタンライスの昔の呼び名で、

50年ほど前に流行ったそうな。

 

  

ちょうどその頃にこの街(現在とは違う場所)に店を構え、

当時は会社員が多く賑わっていたそうだが、

時代の移り変わりとともに客層も変わり、

今から14年前にここ幡ヶ谷ゴールデンセンターに移転して、

現在は奥様とのんびりと営業されているとこのこと。

 

 

 

 

そんな昔話をにこやかにお話しして下さるマスターを見てて確信。

この絶品トロビールの奥深く優しい味わいは、

このマスターにしか作れない唯一無二の一皿なんだと。

 

風のウワサではこの店もあともう少しとのこと。

 

またマスターのサイコーッ!な笑顔と

サイコーッ!なトロビールをアテに

ゆる〜く飲りに来たいと思います♪

サイコーッ!でした♪

⁡ 

 

 

 

 

 

ジョリー

完読ありがとうございました!

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