忘れられない酒場。(京成立石/江戸っ子)

飲み歩き
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またまた来たぜ、立石っ!

今日はもう完全にこの1軒、

江戸っ子さんにロックオン!

なぜかというと今日が営業最終日だから。

 

実は一昨日も来たのだが、

あまりにも大行列だったので

しらかわや、

江戸安で行列が収まるのを待っている間に

 

本日は終了しました

 

の札が、無情にも行列の最後尾を並んでしまった。。。

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まだ開店後3時間も経っていないのに。。。

 

そんな経緯もあって、

最終日の今日は脇目も振らずに大行列にエントリー!

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35℃を超える気温の中、

なかなか進まない行列の焦らしが

最初の一杯のウマさをじわじわと加速していく。。。

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並び始めてから45分ほど経った頃、

本日の残りはダンゴ(ツクネ)のみでーす!

と、ジャック・スパロウ風の威勢の良いお姉さまが

行列に向かって叫ばれる。

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サイドメニューなら多少残っているが、

お目当てだったタンハツや上シロ、

テッポウなんかの焼きものは全て売り切れたそうだ。。。

 

普段ならじゃぁまた出直すか〜となるが、

今日はそうはいかない。

たとえダンゴのみだっていいんです。

江戸っ子を感じに来たんだから。。。

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やがて店内に通され、

キンっキンに冷えた赤星を所望。

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煮込みも(小)ならギリギリ残ってるそうなので

そちらも併せてひとつ。

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トクトクっと小さなグラスに赤星を注ぎ

湧き上がるアワが落ち着くのを待たずしてグイっと一気に飲み干し、

コンっとカウンターにグラスを置く。

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⁡ぷはぁ〜〜〜

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うんめぇぇぇ〜〜〜

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ノドのホトケさんがキャッキャ言ってるぜ!

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よし、ではアレをいただくとしますか

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すいませーん、ダンゴ〜

塩とタレで1皿ずつ〜

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江戸っ子の焼きものは1本ずつではなく

1皿(4本)ずつが最小単位。

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ひとり飲みで色々と食べたい時には

慎重なセレクトが求められるが、

今日のラインナップはダンゴオンリー。

迷いようがないぜ。

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合計8本のダンゴの塩とタレを交互に頬張り、

ゴキュゴキュっと赤星で流し込む。

両者が無くなりかけたところで、

まだまだ行くぜ、ダンゴの追加!

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ダンゴ、タレで2皿〜

⁡あ、あとボールも〜!

⁡ 

ボールとは、江戸っ子の特製ハイボールの通称。

秘伝のブレンドをした焼酎ベースのアルコールをタンサンで割ったもので、

氷は入れずレモンを浮かべて飲むスタイル。

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これこそが江戸っ子の真骨頂ともいえる一杯で、

もちろんこれもお目当てのひとつ。

 

2ターン目はスッキリシュワシュワなボールで、

ダンゴタレと戦っていく。。。

⁡口腔内を甘辛く汚したあとに

レモン風味の液体でサッとキレイに洗い流す。

ギトギトのフライパンをママレモンでスッキリ綺麗にお掃除するようなあの感覚。

 

その作業の反復がとまらない。

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いや、とめられない。。。

⁡ボールとタレの相性、最高かよ。。。

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そんな至福の反復作業がここで楽しめるのも今日でラスト。

マジで間に合って良かった。

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帰り際、

スパロウお姉さまに、今後はどうされるのですか?と伺うと、

 

これからはねっ、のんびりオトコ遊びすんのよっ!

店が無くなってちょうどいいわ〜!

 

なんておっしゃってたけど、

一見さんの僕ではなく、常連さんの前では

 

淋しいね〜

ほんと淋しいね〜

 

とおっしゃられてたのが印象的だった。

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⁡

閉店の間際まで気丈に振る舞われてたスパロウお姉さまと、

人生初の1日にツクネを16本も食べるという

ナゾの快挙を成し遂げた今日という日を、

⁡僕はきっと忘れない。

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⁡ 

 

それから数日後、

立石に飲りに来た際に江戸っ子に立ち寄ってみると、

閉店したはずのお店に明かりがついていた。

 

 

覗いてみると、

お母さまとお父さまが

店じまいの作業をなさっておられました。

 

 

お話を伺うと移転先は決まっており

お母さまはこれにてご引退とのこと。。。

願わくば、新天地でも元気なお姿が見れればと思います。

 

長い間ご苦労様でした♪

 

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江戸っ子:閉業しました。

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