リアル深夜食堂で一杯!(とうきょうスカイツリー/菊屋食堂)

食堂で飲ろうぜ!
ちょっとだけ広告です。。。

 

早朝3時すぎに自宅を出発し

レンタルサイクルで2時間走り、

朝5時開店の日の出食堂さんで日の出を感じながら酒を飲む、

日の出飲みってのをやったのが前回の有給休暇酒場。

 

 

 

その投稿の冒頭で

AM2時から開店するという食堂を発見し、

目からウロコが落ちた

と触れた食堂が今回の目的地の菊屋食堂さん。

食べログに記載されてる営業時間が

 

と、かなり変則的で、

早朝の酒場ってどんな状況になってるのかと

ずっと気になってた一軒だ。

本日もまた事前に有給休暇を申請してあったので、

早朝からアタックしようかと企んでいたのだが

日頃の飲み疲れからか不覚にも大寝坊。。。

慌てて飛び起き、ダッシュで家を出て到着したのが11:20。

 

外観を愛でる時間もそこそこに、

ガラガラっと引き戸をすべらして一歩店内に踏み込むと、

そこはもうバッキバキの昭和レトロ食堂。

 

 

色褪せた若草色のテーブルに、赤い丸椅子がなんとも可愛らしいぜ。

 

足元の打ちっぱなしコンクリートなんて

灰色どころか灰皿の中身色だ笑

 

 

もうほとんど吸い殻、

いや、吸い模様だ。

 

 

ダメだ、めちゃめちゃ興奮してきた。。。

とりあえず落ち着きを取り戻す為に大瓶をお願いし、

ゴキゅーっと小さなグラスを一気に飲み干す。

 

 

壁一面に貼り巡らされている手書きメニューでも眺めて

一旦気持ちを落ち着かせよう。。。

 

右上から、

カレーライス、

辛いカレーライス、

ライス、小ライス、、、、カレーライス、

カレーうどん、

大カレー、、、って、

 

どんだけカレーを推してくるんすかwwwww

カレーライスの値段が300円って、

この令和の時代にマジで意味不明なぐらい安いけど、

カレーのルーだけになると200円増しの500円って、

さらに意味が不明!

 

 

ダメだ、さらに興奮してきた!

 

もうそこまで推されたら行くしかないっしょ、

辛いカレーライス

 

 

お父さまにカレーライスをお願いし、

待ちの間ふと天井を見上げると、

これまたガッツリと年季の入った扇風機が頭上に鎮座。

 

しばらくしてカレーを配膳してくれたお父さまに

この扇風機スゴイっすねー

と伝えると、

そこにスイッチあるから動かしてみな

と仰っていただいたので、推しのカレーをよそに、

これまたバッキバキのスイッチをカチカチっと捻ってスイッチオン!

 

 

むぅーーーんと軽快に動き出した扇風機に、

おぉ!!っと感動したのも束の間、

ふっっわーーーっと、

何かが舞うのが見えたので慌ててスイッチオフっ!

 

真下にはまだ手をつけてないカレーがあったのを忘れてたぜ。。。

 

わずかながらに意図しないスパイスが降りかかったであろうカレーは

宣言通りの辛さで、

ひと口ごとに体温が上がって行くのがわかるほど。

そしてウマイっ!!!

 

 

これだけ推されてるってことは

きっと長年お父さまが研究を重ねて行き着いた

こだわりの辛さ

に違いない。

恐れ多いが、どんなふうに作られてるのかと聞いてみると、

んー、、、

 

なんか辛そうなルーを集めて作っただけ

と言い放たれた。。。

 

いやそこテキトーなんかーい!!!

さらには、

カレーって大量に作って冷凍しとけば日持ちするでしょ?

冷凍しとくとカレーってなぜか美味しくなるよね、、、

なんで?

と逆に質問された。

 

いやわからないんかーいっ!!!

 

お父さま、僕、ファンになりましたよ笑

 

勝手に解釈するならば、

なんとなく辛そうなルーを混ぜ合わせて、

なんとなく冷凍保存してみたら、

なんとなくイイ感じになったので、

なんとなく推してます♪

ってことなのかな。。。

 

⁡ 

 

 

昭和34年創業で今年で64年目の菊屋食堂さん。

 

 

 

 

 

このユルさながらも

どこか攻めた辛いカレーライスで

深夜の酔客たちを魅了してきたんでしょうね。

 

その証拠にほら、

カレー皿のふちにたくさんの黄色い思い出染み付いていらっしゃる。

 

 

山田洋次監督、

次回作は幸福の黄色いカレー皿なんていかがでしょうか。

わずか40分足らずの滞在だったけど、

2時間映画を1本見終えたぐらいの充実感がありました。

 

ちなみに現在の営業時間は

0:00〜12:00までで、夕方はやらないのだそうだ。

 

 

 

リアル深夜食堂だね!

ごちそうさまでした〜♪

 

 

 

 

 

菊屋食堂

完読ありがとうございました!

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